2016-01-05から1日間の記事一覧

北京と東京 二つの家族    江文也その7

1938年、江文也、妻の乃ぶ、3歳の長女・純子は一家で北京で暮らしはじめた。北京は江文也にとっては、よき仕事場であったようだ。北京師範大学教授の職があることで、経済的な安定が得られた。それになにより興味の尽きない伝統音楽の研究の場でもあった。…