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畑三昧

このところ畑三昧だ。

今年は様々な挑戦をしてみた。ビーツや香菜は昨年もうまくいったので、今年も順調にとりかかった。それ以外に手を出したものが、山ほどある。

 

まずクコ。この漢字が出てこないなんて腹が立つが、「木偏に句」と「木偏に己」だ。赤い実がなって、その乾燥したものが中国のスープなどによく使われる。何に効くのかは正確には知らないが漢方薬の一種だ。スープに使うと深みのある甘みを出してくれる。家の近くの道の駅というところへ行ったら、粗末な鉢植えが100円で売られていた。矯めつ眇めつした挙句に買おうとすると、売っていたおじさんが「何だか分かっているの?」と言う。このあたりの人は言葉はきついが率直で親切だ。前からほしかったのだというと、植えるに適した場所や、実以外にも葉っぱが若いうちなら食べられることなど教えてくれた。

 

次は、ハックルベリー。これはトムソーヤーの友達と同じ変な名前だなあ、という感想しかなかったが、友人の杉田さんがくれた。ブルーベリーぐらいの大きさの黒い実がなるが、甘いだけで風味に欠けるという印象がある。だが栄養価は高いそうだから、実が取れたら夏ミカンと合わせてジャムにしてみようかと考えている。

 

次は、ケール。娘がキャベツよりもケールが好き、といったのが作るきっかけだ。調べてみると玉にならないキャベツのようなもので、葉を一枚ずつ収穫すること、冬場まで獲れること、栄養価が高いことなどが気に入った。最近はもう葉が栽培できるようになったので、毎朝ジュースにして飲んでいる。バナナと豆乳を加えると、ケールの適度な苦みがちょうどいい。

 

トマトも初めて作った。ミニトマトは昨年大豊作だったので、気をよくして今年は大玉のトマトに挑戦した。芽の摘み方などが難しそうに思えたが、今のところうまくいっていて、実は今日初めての一個を食べた。おいしかった。

 

ほかにもいろいろあるが、これから大変だろうが楽しみなのが、粟と黍だ。これがうまくいったら、雑穀を豊富にまぜた健康的な食事が実現する。

 

ほかにも今畑で育っているのは、ゴーヤ、キウリ、ナス、ネギ、サツマイモ、落花生、ピーマン、カブ、エンツァイ、ルッコラ、バジル、ルバーブ、カボチャ、ミョウガ、キクイモ、ヤーコン、カブ、オクラなどなど。

 

楽しみなことだ。畑仕事は知らぬ間によほど熱中すると見える。黍を蒔き終えて、粟を蒔いていた時に、知り合いに「こんにちは」と声をかけられたら、びっくりして片手に持っていた種をひっくり返してしまった。だからいま粟畑の一か所は、粟が密生した状態になっている。